交通・モビリティ
屋内配送用サービスロボット「FORRO」
- 会社名
- 川崎重工業株式会社
- 分野
- 交通・モビリティ,健康・医療,物流
- 技術
- 通信ネットワーク・センシング技術
- 登録⽇
- 2024年11月1日
概要(コンセプト)
屋内配送用サービスロボット「FORRO」は病院など屋内の配送を担う。川崎重工業が導入前の検討からアフターサポートまで一貫したサービスを提供しており、導入によりスタッフからのタスクシフトや業務効率化を実現する。
概要(商材説明)
荷室容量約100ℓ積載重量は30kgと大容量。病院のようにロボットの走行が困難な混雑した空間でも利用可能で、エレベーター・セキュリティドア連動システムなどの機能を備えている。エレベーターでは人との相乗り・途中下車も可能。
課題・ニーズ
- 医療現場では専門性が求められる業務にかけられる時間が不足しており、業務効率化が喫緊の課題となっている
- 医療現場では病院スタッフが病院内の配送のために多くの時間を費やしているという課題がある
- 日中の病院内など、混んでいる空間でも安全に走行でき、人による配送業務を代替するロボットのニーズが高い
- 従来の配送ロボットでは荷室容量が小さい、ELVで人と相乗りや途中下車が出来ない、人混みでの走行が難しい
提供価値
- 配送業務を「FORRO」で代替することによりスタッフの配送業務にかかる時間を削減し、時間を創出することが可能
- ユーザーインターフェースは誰でも簡単に操作が可能なため、操作に必要なトレーニングコスト等が削減可能
- 高い自律走行性能を有するため、人が多い日中の混雑時間帯でもスムーズに走行可能
- 大容量の荷室でエレベーターでの人との相乗り、途中下車等が可能なため、院内の様々な状況に対応
その他
①藤田医科大学病院・藤田医科大学東京 先端医療研究センターがサービスロボット「FORRO」による配送サービスを正式導入
プレスリリースURL:https://www.khi.co.jp/news/detail/20240710_1.html
②藤田医科大学病院で屋内配送向けサービスロボットのトライアルサービスを開始
プレスリリースURL:https://www.khi.co.jp/pressrelease/news_230710-1.pdf